ボルトサークル / 穴パターン

ボルトサークル上の等間隔穴のXY座標を計算。

はじめに

ボルトサークル/穴パターン計算機は、フランジ・カバー・治具板などの等間隔穴の X/Y 座標を即時算出する専門ツールです。CNC マシニングセンタで複数穴を加工する際、各穴の座標を手計算で求めると転記ミスや角度誤差が生じやすく、組立時の芯ずれや締結不良につながります。本計算機は JIS B 0401 に準拠した基準軸から反時計回りの角度と、開始角度を任意設定できる機能を持ち、既存図面のボルトサークルへの位相合わせや奇数穴パターンの均等割付にも対応します。SVG 出力機能で座標図を直接 DXF 変換に活用できます。

仕組み

各穴の座標は X_n = Cx + (BCD/2) × cos(θ₀ + 360°/N × n)、Y_n = Cy + (BCD/2) × sin(θ₀ + 360°/N × n) で算出されます(BCD:ボルトサークル径、N:穴数、θ₀:開始角度、Cx/Cy:中心座標)。ユーザーが BCD・穴数・開始角度・中心座標を入力すると、全穴の X/Y 座標一覧とベクター図が即時生成されます。座標はインチ・mm 両単位で表示され、CNC プログラムの G コードや CMM 検査プログラムにそのまま転用できます。

使用シナリオ

  • フランジ継手の M16 × 8 穴ボルトサークルの座標を算出して CNC 加工プログラムに直接入力する場合。
  • 既存のポンプカバー図面の BCD と開始角度を入力して、修正設計品との穴位相ずれを数値で確認する場合。
  • 5穴・7穴など奇数穴フランジで均等割付座標を計算して GD&T 真位置度検証用の理論座標を作成する場合。

よくある質問

角度はどこから測定されますか?

角度は正の X 軸(時計の 3 時方向)から反時計回りに測定されます。開始角度フィールドで位相をオフセットできます。

この結果を公式エンジニアリング文書に使用できますか?

高精度ですが、安全が重要なアプリケーションでは資格を持つエンジニアによる交差検証を行うことをお勧めします。

← ホームへ