ねじ計算機

有効径、小径、ねじ深さを計算。

はじめに

ねじ計算機は、メートル ISO ねじ・UN シリーズ・管用ねじ(BSP・NPT)など各種規格の有効径・外径・内径・ねじかみ合い長さを正確に算出する専門ツールです。日本の精密部品加工現場では、ねじ設計ミスは締結失敗・漏れ・振動ゆるみに直結し、JIS B 0201/0205 に定める H/h 基本山形を正確に把握することが外注加工や図面交差検証に欠かせません。呼び規格と公差等級(6g/6H 等)を入力するだけで、すべての主要寸法を即時出力し、図面検討とゲージ選定の時間を大幅に短縮します。

仕組み

メートルねじの有効径は d2 = d − 0.6495 × P、引張応力面積は As = π/4 × ((d2 + d3)/2)² の公式を使用します。呼び径(d)・ピッチ(P)・公差等級・外ねじ/内ねじの区別を入力すると、d・d2・d3・かみ合い深さ・最小/最大許容寸法を同時に算出します。JIS B 1051(強度区分)やVDI 2230 に基づく静的・動的荷重比較表を参照でき、強度区分 8.8・10.9・12.9 ボルト使用時の安全限界荷重を直接検証できます。図面用 PDF 出力形式と GD&T 互換表記でも結果を確認可能です。

使用シナリオ

  • 治具・フィクスチャ設計段階で M12 強度区分 10.9 ボルトのかみ合い深さと引張応力面積を図面に正確に記入する必要がある場合。
  • 外注加工部品の受入検査で 6g 外ねじゲージが通過しない原因を d2 公差で追跡して責任所在を明確にする場合。
  • Al 合金ハウジングに強固な締結力が必要でヘリサートインサート適用を検討する際、母材かみ合い深さとインサートサイズを整合させて算出する場合。

よくある質問

ねじ計算機はすべての材料に適用できますか?

本ツールは汎用性を備えていますが、使用者はサプライヤーが提供する特定材料のデータシートと結果を必ず照合確認してください。

この結果を公式エンジニアリング文書に使用できますか?

高精度ですが、安全が重要なアプリケーションでは資格を持つエンジニアによる交差検証を行うことをお勧めします。

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